中国清朝第6代皇帝。在位1735年~1795年。廟号:高宗。
『四庫全書』(3457部7万9070巻)『明史』等膨大な書物を編纂させた。自らも10万首もの漢詩を詠んでいる。財政が豊かであったため減税し、各地を巡り漢人の意を汲むことにつとめたが、同時に「文字の獄」で禁書を行った。対外的には東アジアや東南アジアへ計10回の遠征を行い全てに勝ち(※異説あり)、「十全老人」と称した。これにより唐・宗の数倍にもなる清朝最大領土を築いた。しかし晩年は苗族や白蓮教徒の反乱、政治の綱紀の乱れなどで、清朝衰退が始まってきていた。祖父乾隆帝の在位期間(61年)を超えないために退位。退位後も太上皇帝として政務を執っていた。清朝最盛期。
乾隆帝 |
[乾隆帝 人物情報]
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