中国清朝第5代皇帝(在位1722年~1735年)。廟号:世宗。
康熙帝の第四子として生まれ、45歳で即位するが、太子の座をめぐって皇子同士で暗闘があった中での即位であり、即位後は宮廷・政府の粛清を行った。また、この様な事態を防ぐため、太子を公表せず宮殿内に記し、死後に公表するようにした。この方法は清朝を通じて行われたため、比較的暗愚な皇帝を生まなかったと言われる。
地丁銀制度を確立して歳入を安定させ、各地の賤民を良民化して身分開放と徴税対象化を進めた。
対外的には青梅・チベット地方への支配を確立して軍機処を置き、ロシアとキャフタ条約を結んで中央アジアでの国境を定める一方、キリスト教を禁止し、宣教師をマカオに追放した。
雍正帝 |
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