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トホ (別名:杜少陵) Toho0712年~0770年 [中国] [詩歌]
李白と共に、後世の人から「詩聖」と呼ばれる河南省鞏義市生まれの中国・唐の詩人で、律詩の表現を大成させました。杜甫の詩の特徴としては社会の現状を直視したリアリズム的な歌を作詩しており、同時代の親友でもあり幻想的で明るい歌を作詩する李白とは反対の詩風をもっていました。安史の乱で世の中が安定を欠いたころ書いた詩「春望」は、悲しみと絶望に満ちた詩です。晩年は成都付近で幸福な人生を迎えましたが、この地方の穏やかな自然に影響されてか、自然に対する穏やかな思いを歌った詩を作詩するようになりました。