シチリア島・シラクサの数学者・技術者で、「アルキメデスの原理」の発見者。球の表面積と体積、放物線の弦と弧とに挟まれた面積、円周率などを計算によって初めて求めたことでも知られてます。「アルキメデスの原理」は、ヘロン王が純金の王冠を金細工師に作らせた際に、細工師が混ぜ物をして金の一部を盗んだことを、風呂に入ると水が湯船から溢れる現象をヒントに証明してみせたことから発見されたといいます。シラクサの住人として、第2次ボエニ戦争でローマ軍と闘った際にローマの兵士によって殺害されました。その後、紀元前75年に政治家キケロによってシラクサの入り口近くで彼の墓が発見されたとき、その墓には球に外接する円柱が描かれていたといいます。「私に支点を与えよ。そうすれば地球を動かしてみせよう。」と豪語したと伝えられています。(てこの原理を端的に言い表したもの。)
アルキメデス |
[アルキメデス 人物情報]
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