「アンネの日記」の著者。ドイツのフランクフルトにユダヤ人一家の末娘として生まれましたが、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を恐れ、一家でオランダのアムステルダムに移住しました。
しかし第二次世界大戦が起こり、1940年5月、ドイツ軍のオランダ占領により迫害を受け、一家は4人のユダヤ人とともにアムステルダムの隠れ家に移り住みました。
このころからアンネはノートに日記を書き始めましたが、日記は、密告されてドイツの強制収容所に送られるまでおよそ2年間書き続けられました。
一家はポーランドの、あの悪名高いアウシュビッツ収容所につれて行かれましたが、アンネは、姉のマルゴーと共にベルゲン・ベルゼン強制収容所で1945年2月の終わりから3月のはじめごろにその短い生涯を閉じました。
死後、アンネの父によって出版され、逆境でも勇気をもち、明日を信じて生きる姿が世界中の人々に感動を与えました。
アンネ・フランクフランク |
[アンネ・フランク 人物情報]
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。