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オウモウ Wang Meng1308年~1385年 [中国] [絵画]
中国、元代の画家。黄公望・倪瓚・呉鎮とともに「元末の四大家」と称される。1308年浙江省湖州生まれで趙孟頫の外孫。元末に低級官吏を務めたが、戦乱のため40歳頃に辞職。以後30年以上を黄鶴山で隠棲した。明代に入り、洪武帝の招聘を受けて一時州知事となったが、1380年の胡惟庸の獄(謀反事件)に連座したとして捕らえられ、獄死した。王蒙は山水画を得意とした。董源、巨然、王維らに影響を受け、黄公望に学んで南宗画を確立した。