イタリアの作曲家。1685年作曲家アレッサンドロ・スカルラッティの子としてナポリに生まれる。1701年にナポリ王室礼拝堂のオルガン奏者兼作曲家となる。1715年サン・ピエトロ大聖堂の礼拝堂の楽長となる。1719年ポルトガルの宮廷楽長および王妃マリア・バルバラの音楽教師となる。王妃がスペイン皇太子に嫁ぐと、スカルラッティも同行して1729年からマドリードに定住した。1757年マドリードで死去。
スカルラッティは500曲以上のソナタを残した。優れた演奏家としても知られ、若きヘンデルとオルガンとチェンバロの演奏を競ったという逸話も残っている。
ドメニコ・スカルラッティスカルラッティ |