木村伊兵衛

日本の写真家。東京の下町の日常を小型カメラで捉えるスナップ写真で名声を確立した日本を代表する写真家。報道写真や商業写真、舞台写真などさまざまな分野でも活躍した。
1901年東京都に生まれる。1924年東京の日暮里に写真館を開業。1930年花王石鹸広告部に嘱託として入社。1932年同人「光画」を創刊。1933年には「文芸家肖像写真展」で名声を確立した。1950年日本写真家協会初代会長。
写真集は「木村伊兵衛傑作写真集」「ヨーロッパの印象」「前進座舞台写真集」など。死後、新人写真家を対象とした木村伊兵衛賞が創設された。