日本の洋画家。本名、玄一郎。1902年(明治35年)高松市に生まれる。
東京美術学校(現:東京藝術大学)西洋画科に入学し、藤島武二に師事する。1926年に結婚。同年に妻をモデルにした「婦人像」で帝展初入選。
1936年小磯良平、脇田和らと新制作派協会を設立。1938年に渡欧してフランスでアンリ・マティスに指導を受けたが、第2次大戦のより1940年に帰国した。
戦後、1955年ニューヨークに活動拠点をおいた。それまで、洒脱な人物像を描き、モダニズム画家として知られていたが、画風は抽象に転じていった。
猪熊弦一郎イノクマゲンイチロウ |