中国の作家。本名、李尭棠。1904年四川省成都で大官僚地主の子として生まれる。早くからアナーキズムに傾倒。五・四運動の影響を受けて家を出、1926年からパリに留学した。1929年に帰国して『滅亡』を発表、作家として文壇に登場した。中国の大家族の崩壊を描いた激流3部作『家』『春』『秋』で作家としての地位を確立した。
中華人民共和国成立後は政府での役職に就いたが文化大革命中は批判された。1977年名誉を回復し、中国作家協会主席となる。
代表作は他に『霧』『雨』『電』の「愛情3部作」、『寒夜』『火』など。
巴金 |
[巴金 人物情報]
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