イタリア・ルネサンス期の彫刻家・画家・金細工師。
1378年頃フィレンツェに生まれ、金細工師として修業を積んだ。1403年フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂の門扉制作競技にブルネレスキらを退けて優勝。21年かけて北門の浮彫彫刻を完成させた。同作は絶賛され、続いて東門の制作を依頼された。20年以上かけて1452年に完成。ギベルティの最高傑作といわれ、ミケランジェロからは「天国の門」と絶賛された。
ギベルティは彫刻においてゴシック様式をルネサンス様式へと転換させた人物である。代表作は他に「洗礼者ヨハネ」像など。
ロレンツォ・ギベルティ |
[ロレンツォ・ギベルティ 人物情報]
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