アメリカの作家。1914年ミズーリ州セントルイスで、バロウズ計算機社長の家に生まれる。ハーバード大学で英文学、同大学院で文化人類学を学び、ついでウィーン大学で医学を学んだ。
その後職業を転々としながらヨーロッパやアメリカを放浪。ビート作家と親交を持ち、1949年メキシコシティに定住。薬物を使用して薬物中毒となり1951年には妻を誤って射殺してしまう。
1953年自らの薬物中毒体験を『ジャンキー』に著して文壇に登場し、1959年の『裸のランチ』で作家としての地位を確立した。カットアップ技法やポップミソロジーなどの試みでも知られる。
代表作は他に『ソフト・マシーン』『爆発した切符』『ノヴァ急報』など。
ウィリアム・バロウズバロウズ |