エドワード・サイード

サイード
Said, Edward
1935年11月01日~2003年09月25日
[アメリカ] [人文科学]

[エドワード・サイード 人物情報]

パレスチナ系アメリカ人の文学研究家・文芸批評家。
1935年イギリス支配下のパレスチナ西エルサレムで生まれる。1948年エジプトのカイロに移住し、さらに1951年に渡米してプリンストン大学、ハーバード大学で学んだ。コロンビア大学で英文学・比較文学の教鞭をとった。
1978年『オリエンタリズム』で、西洋による専制的な東洋理解が「オリエンタリズム」である、と批判的に分析して注目を集めるとともに後の帝国主義研究に多大な影響を与えた。
2003年に白血病のためニューヨークで死去した。
主著は他に『始まりの現象』『文化と帝国主義』など。