オーストリアの経済学者。1883年富裕な織物業者の子として現チェコ領トリーシュに生まれる。ウィーン大学で経済学を学び、1908年『理論経済学の本質と主要内容』を発表し、経済学者として確固たる地位を確立した。その後ツェルノヴィッツ大学、グラーツ大学などで教鞭をとった。第1次大戦後にはオーストリア政府の蔵相やビーダーマン銀行総裁を務めた。
1932年にハーヴァード大学に招かれてアメリカに移住した。のちに帰化。
シュンペーターは資本主義経済の発展が、不断のイノベーション(企業内技術革新)にあると唱え、近代経済学の理論家としてケインズと並び称される。
1934年計量経済学会会長。1948年アメリカ経済学協会会長。
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