フランスの化学者・細菌学者。1822年皮なめし職人の子としてドールに生まれる。
パリのエコール・ノルマル(高等師範学校)で学び、1849年にストラスブール大学教授に就任。以後、リール大学やエコール・ノルマル、パリ大学などで教鞭をとった。1888年には国民の拠出金からパスツール研究所が設立され、所長となっている。
パスツールの業績は、酒石酸などについての旋光性の解明にはじめり、乳酸菌や酪酸菌の発見、微生物の「自然発生説」の否定、ワインの酸敗を防いだ低温殺菌法の発明、蚕の伝染病に関する研究と防止策の開発、狂犬病ワクチンの発明など、多数に及ぶ。
ルイ・パスツールパスツール (別名:パストゥール) |
[ルイ・パスツール 人物情報]
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