フランスの歴史家。民衆史観を説いた。
1798年パリの貧しい印刷屋の子として生まれる。家業の傍ら勉学に励み、大学入学資格を得た。21歳でパリ大学文学博士号、23歳で大学教授資格を取得した。高等師範学校、国立古文書館歴史部主任などを経て1838年からコレージュ・ド・フランスの教授に就任。
1852年ナポレオン3世への忠誠宣言を拒否して公職から追放された。
19世紀後半に実証主義的な歴史研究が盛んになると、ミシュレは批判されたがその後、アナール学派などにより再評価され「新しい歴史学の予言者」と称されるようになった。
ジュール・ミシュレ |
[ジュール・ミシュレ 人物情報]
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