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イブンハルドゥーン Khaldun, Ibn1332年05月27日~1406年03月19日 [チュニジア] [人文科学]
北アフリカのハフス朝の歴史家・思想家・政治家。19歳でハフス朝の高官となった早熟の天才だが、その半生は宰相となったり投獄されたりと波乱に満ちていた。43歳で政治の舞台から去って隠棲し、歴史書『イバルの書』(序章の『歴史序説』がよく知られる)を著した。その後も学問の世界で活躍し、1382年にはマムルーク朝の大法官となる。1401年のティムールのダマスクス攻囲に際してはティムールと会見している。