イギリスの詩人。
1340年~1343年頃ワイン商の子としてロンドンに生まれる。セント・ポール大聖堂学校で初等教育を受け、1357年にはアルスター伯爵夫妻の小姓となった。1359年からエドワード3世のフランス遠征に従軍、フランス軍に捕らえられたが、身請けされて王の近習となっている。
1370年からは外交使命を帯びて度々大陸に渡るようになり、イタリアでペトラルカらと親交を結んだ。ペトラルカの用いたソネット形式を英文学に採り入れ、英語の父とも称される。
主著『カンタベリー物語』は未完ながら中世イギリス文学を代表する作品として知られる。
ジェフリー・チョーサー |
[ジェフリー・チョーサー 人物情報]
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