日本の詩人・仏文学者。「大學」は本名。
年外交官の子として東京に生まれ、新潟で育った。1910年慶應義塾大学文学部予科に入学し、在学中より「スバル」や「三田文学」などに詩歌を発表し始めた。1911年、父のメキシコ赴任に伴い、大学を中退してメキシコに渡る。以後父の任地についてベルギー、スペイン、ブラジルなど欧米で14年間を過ごした。滞在中フランス語を学び、フランス文学に傾倒した。
帰国後の1925年、訳詩集『月下の一群』を発表。以後も近代フランス詩の紹介に努め、日本の現代詩形成に多大な影響を残した。自らも詩や小説、戯曲など多岐にわたり優れた作品を発表している。1979年文化勲章受賞。
代表作は他に『月光とピエロ』『パンの笛』など。
堀口大學ホリグチダイガク (別名:堀口大学) |