フランスのポスター画家。1907年パリに生まれる。18歳から宣伝用漫画映画の制作に従事し、多くの宣伝デッサンを制作した。1935年アールデコの巨匠カッサンドルの助手になる。
1949年依頼なしでモンサヴォン石鹸のポスターを制作し、これが同社の社長の目にとまったことで一躍名声を獲得した。自ら「私は41歳のときにモンサヴォン石鹸の雌牛のおっぱいから生まれた」と語っている。
その後半世紀にわたり第一線のポスター画家として活躍し、ウィットとユーモアあふれるわかりやすい表現は「ヴィジュアル・スキャンダル」という言葉を生み出した。日本でも牛乳石鹸や森永チョコレート、サントリー、豊島園などのポスターを手がけている。
レイモン・サヴィニャックサヴィニャック |
[レイモン・サヴィニャック 人物情報]
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