中国の作家。本名、舒慶春。1899年北京生まれ。満族出身。
1917年北京師範学校卒業後1924年に渡英してロンドン大学で中国語を教えるかたわら、創作活動を開始した。はじめは『張さんの哲学』『趙子曰』などのユーモア作品を書いた。1930年帰国後も大学で教鞭をとる傍ら創作活動を続けた。1937年悲惨な運命をたどる車夫を描いた『駱駝の祥子(シャンツ)』を発表した。
第2次大戦後、作家協会副主席などを務めたが、文化大革命中の1966年「文芸黒線専政」論により迫害を受け、老舎は心身ともにひどく虐げられ、世を去った。
老舎 |
[老舎 人物情報]
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