日本の建築家。1913年大阪府に生まれ、中学まで愛媛県今治市で過ごす。東京帝国大学工学部建築学科卒業後、建築家前川國男の建築事務所で務める。1942年東京帝国大学に入学、在学中に大東亜建設記念営造計画などの設計競技に相次いで1等入選を果たした。
戦後、復興する日本の中で広島の平和記念公園など数々の公共建築を手がけ、高い評価を得た。その後、東京五輪の会場となった代々木国立屋内総合競技場で国際的な名声を得て、大阪万博会場などの国家的事業を手がける傍ら海外にも進出してマケドニアやイタリア、イランなど世界各地で活躍した。
また磯崎新や黒川紀章らの後進を指導している。
1980年文化勲章受賞、1996年仏レジオン・ドヌール勲章受賞。代表作はほかに東京都新都庁舎、フジテレビ本社ビルなど。
丹下健三 |
[丹下健三 人物情報]
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