アメリカの彫刻家・画家・インテリアデザイナー。1904年詩人野口米次郎と作家レオニー・ギルモアの婚外子としてロサンゼルスに生まれる。2歳から13歳までを東京で過ごした後、1923年コロンビア大学医学部に入学し、医学を学ぶ傍らレオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校で彫刻を学ぶ。1927年グッゲンハイム奨学金を得てパリに渡り、彫刻家コンスタンチン・ブランクーシに師事する。1929年ニューヨークで初の個展を開き、徐々に彫刻家として頭角を現していった。1950年再来日。戦後の日本美術・建築界に多大な影響を与えた。1988年ニューヨークで死去。