日本の作家。本名、野尻清彦。
1897年神奈川県横浜市生まれ。
旧制第一高等学校を経て東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校で国語と歴史の教鞭をとる。その後、外務省条約局の嘱託となる。書籍代の足しに、と創作活動を始め『鞍馬天狗』で一躍人気作家となった。その後も『赤穂浪士』などの時代小説を発表し、大衆小説に新境地を開いた。1964年文化勲章受賞。
鎌倉の大仏裏に住んでいたため、大仏が太郎、自分が次郎にあたるとして「大佛次郎」を名乗った。
代表作は他に『ドレフュス事件』『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』(絶筆)など。
大佛次郎オサラギジロウ (別名:大仏次郎) |
[大佛次郎 人物情報]
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