池波正太郎

日本の作家。1923年東京生まれ。
株式仲買店で働き、戦後は東京都の職員となり、勤務の傍ら創作活動をおこなった。1946年『雪晴れ』が読売新聞演劇文化賞に入選。その後作家・戯曲家の長谷川伸に弟子入りして演劇の脚本・演出を担当した。長谷川伸のすすめで小説を書くようになり、1960年『錯乱』で第43回直木賞受賞し、退職して作家生活に入った。
戦国・江戸時代を舞台にした数々の時代小説で人気を得、テレビ化された作品も多い。美食家・映画評論家としても知られる。
代表作『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など。