日本の劇作家・作家。本名、山本勇造。1887年(明治20年)呉服商の子として現在の栃木市に生まれる。
15歳で東京に奉公に出されるが翌年に生家に逃げ帰る。第一高等学校、東京帝国大学独文科卒業後、1920年戯曲「生命の冠」でデビューした。大正末期から小説も手がけ始め、『波』で名声を得た。その後も『女の一生』『真実一路』『路傍の石』などの名作を生んだ。
戦後は憲法の口語化や当用漢字の制定に携わり、1947年から1953年には参議院議員を務めた。1965年文化勲章受賞。
山本有三の作品は人道主義・理想主義の観点から社会を捕らえ、、いかに生きるべきかを追求している。
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[山本有三 人物情報]
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