日本の浮世草子・人形浄瑠璃作家、俳諧師。本名、平山藤五。
1642年(寛永19年)裕福な商人の子として大坂に生まれる。
15歳で俳諧師の西山宗因に師事し、談林派の俳句を学んだ。矢数俳句で1昼夜で2万3000句を詠むという記録を立てている。自由奔放な作風から「オランダ西鶴」と呼ばれ、俳諧師として活躍した。
その後1682年に41歳で『好色一代男』を書いて大人気を博してから散文に転向。雅語や俗語を自由に使い、人情や風俗を描いた「浮世草子」という分野を確立した。
代表作は他に『好色一代女』『好色五人女』『日本永代蔵』『世間胸算用』『武家義理物語』『武道伝来記』『西鶴諸国咄』『本朝二十不孝』など。
井原西鶴 |
[井原西鶴 人物情報]
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