日本の作家。1909年(明治42年)東京で漢文教師の子として生まれる。1933年東京帝国大学国文学科を卒業後、高等女学校の国語・英語教師となる。18歳頃から患っていた喘息のため、1941年に退職し、療養を兼ねてパラオ南洋庁に書記として赴任した。1942年『光と風と夢』で芥川賞候補となるが、その数ヵ月後に喘息を悪化させ33歳で夭折した。
中国古典を題材にした漢文調の格調高い文章の作品を残している。作品の多くは死後に発表された。代表作は他に『古譚』『李陵』『山月記』『名人伝』など。
中島敦 |
[中島敦 人物情報]
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