日本の作家。1923年東京生まれ。幼年期を満州の大連で過ごす。10歳で父母が離婚したため神戸に転居。神戸の伯母の影響で11歳のときカトリックの洗礼を受けた。
慶応大学文学部仏文科卒業後、1950年にフランス留学し、小説の執筆をはじめる。帰国後の1954年、初の小説『アデンまで』を発表。
1955年『白い人』で第33回芥川賞受賞。安岡章太郎、吉行淳之介らとともに「第三の新人」と称された。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞・第12回毎日出版文化賞を受賞。1995年文化勲章受賞。
遠藤周作はキリスト教や日本人などを多くテーマに取り上げた作品を多く発表したが、ユーモア小説や歴史小説も残している。
代表作は他に『沈黙』『侍』『スキャンダル』『深い河』『留学』
など。
遠藤周作 |
[遠藤周作 人物情報]
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