日本の作家。本名、植村宗一。1891年(明治24年)大阪生まれ。
1911年早稲田大学英文学科予科に入学。菊池寛や芥川龍之介と交流を結んだ。
31歳のときに「直木三十一」を名乗り、年齢に合わせて「三十二」「三十三」と筆名を変え、その後「直木三十五」で定着した。
1923年菊池寛の「文藝春秋」の創刊に参加。同年関東大震災が起こると大阪に戻って活動した。1926年には江戸川乱歩らとともに「大衆文藝」創刊に参加している。
その後、新聞連載された1929年『由比根本大殺記』と1930年の『南国太平記』によって大衆作家としての地位を確立した。
時代小説を中心として文芸評論や随筆なども残した。
1934年43歳で死去。翌年その功績を記念し、菊池寛によって「直木賞」が設立された。
直木三十五 |
[直木三十五 人物情報]
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。