日本の作家。1878年東京で薩摩藩出身の大蔵官僚の子として生まれる。学習院予科で学んだ後、農学者を志して札幌農学校へ進学。同校でクラーク博士の残した気風に触れ、1901年キリスト教の洗礼を受ける。1903年渡米しホイットマンやイプセン、クロポトキンらに影響を受ける。1910年に帰国後志賀直哉や武者小路実篤らと出会い、同人『白樺』に参加。1923年軽井沢の別荘で波多野秋子と心中した。
代表作『カインの末裔』『小さき者へ』『生まれ出づる悩み』『或る女』など。
有島武郎 |
[有島武郎 人物情報]
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