ドイツのピアニスト。1895年教会オルガニストの子としてユーテルボークに生まれる。ポツダムの宮廷音楽長であった父から音楽を学び、その後ベルリン音楽大学で学ぶ。1918年ニキシュ指揮のベルリンフィル演奏でソリストとしてデビュー。ヨハン・セバスチャン・バッハからブラームスにいたるドイツ古典派・ロマン派を得意とした。
ケンプの演奏は高度な技術と叙情的で穏やかな内面性を持ち合わせた演奏であり、豪快な演奏で知られたバックハウスと比べられることも多い。
1924年から32年まではシュトゥットガルト音楽学校の校長も務めている。
1991年南イタリアのポジタノで死去。
ヴィルヘルム・ケンプケンプ (別名:ウィルヘルム・ケンプ) |
[ヴィルヘルム・ケンプ 人物情報]
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。