日本の芸術家。1911年(明治44年)漫画家の岡本一平と作家の岡本かの子の子として川崎に生まれる。慶応幼稚舎、普通部をへて東京美術学校洋画科(現:東京藝術大学)に入学するが半年で中退。1929年父のロンドン軍縮会議取材に伴い、ヨーロッパに渡る。1930年よりパリに住む。パリでピカソの作品に影響を受け、前衛芸術運動に参加。ネオ・コンクレティスムを提唱するとともに超現実主義に接近した。
第2次大戦が勃発し、1940年パリが陥落すると、日本に帰国。中国戦線に2等兵として従軍した。
終戦後、「夜の会」を結成、前衛芸術運動を開始した。縄文や沖縄の芸術に注目し、日本の前衛芸術の第一人者となる。
代表作は「太陽の塔」(大阪万博のシンボル)など。著作も多い。 また、「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」「芸術は爆発だ!!」などの名言も残している。
岡本太郎 |