日本の画家。日本の近代洋画の父と称される。1866年8月9日(慶応2年6月29日)鹿児島の高見馬場に島津藩士の子として生まれる。1871年叔父の養子となる。叔父は鳥羽伏見の戦いなどで武勲をあげ、1887年には子爵となっている。清輝は1891年共立学校を卒業。1884年法律を学ぶために渡仏。パリで画家の山本芳翠や藤雅三、美術商の林忠正らに出会い、画家へ転向。画家ラファエル・コランに師事する。1893年に帰国。帰国後はヨーロッパの先進教育を指導する美術教育者としても活躍し、東京美術学校教授、貴族院議員、帝国美術院院長などを歴任した。 代表作「湖畔」「智・感・情」など。