フランスの作家。本名はマリ・アンリ・ベール。
1783年グルノーブルに生まれる。 幼少期に母を亡くし、厳格な弁護士の父親に教育された。 1799年パリに出て陸軍省に入り、ナポレオンのイタリア遠征に参加した。陸軍経理官としてドイツ、オーストリアに滞在し、1812年のモスクワ遠征に従軍した。ナポレオン没落後は7年間ミラノに暮らした。1821年パリに戻り、『恋愛論』や代表作『赤と黒』を発表した。
1830年の7月革命後はトリエステ領事、チヴィタ・ヴェッキア領事を務めた。1842年パリの街頭で脳溢血の発作を起こして死去。 スタンダールは生涯に10人以上の女性と浮き名を流し、なかでもマチルド・ヴィスコンチーニへの報われない恋は『恋愛論』を生んだとしては有名。
代表作はほかに『パルムの僧院』『エゴチスムの回想』など。
スタンダール |
[スタンダール 人物情報]
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