ドイツの詩人・劇作家・歴史家。ゲーテとともにドイツの古典主義文学を代表する人物。
1759年軍医の子としてマールバッハに生まれる。13歳からカール兵学院で法律・医学を学んだ。卒業後は軍医となったが、1781年『群盗』によって領主のカール・オイゲン公の怒りを買い、監禁の後、故郷を離れた。各地を転々としながら創作活動に励み、「シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)」運動を代表する作家となった。1787年ヴァイマールに移った後は歴史研究にも励み、『ヴァレンシュタイン』『オルレアンの少女』『ヴィルヘルム・テル』の3部作に代表される優れた史劇を残した。
シラーの詩はベートーヴェンの交響曲第9番「合唱つき」に使われていることでも有名。
代表作は他に『たくらみと恋』『オランダ反乱史』『30年戦争史』など。
フリードリヒ・シラーシラー |
[フリードリヒ・シラー 人物情報]
人名辞典ではこのページで使用している画像の著作権は消失しているものと認識し ているか、許可を得て掲載しております。 万一、画像が許可を得て掲載されていない場合は速やかに画像を外すか、正式な許可を得る手続きをいたしますのでご連絡下さい。