フランスの画家。ゴッホやゴーガンと並び後期印象派を代表する画家。 南仏のエクス・アン・プロヴァンスで生まれる。 帽子商だった父は、セザンヌが9歳のとき銀行を開業、成功した。 セザンヌは父の希望で地元の法科大学を卒業後、父の銀行に勤め、その傍ら、絵を描いていた。1861年同郷のゾラの勧めでパリに出る。美術学校の受験は失敗したものの、モネ、シスレー、ルノアールなどと親交を深めた。写実派、そして印象派の影響を受けたが、1878年頃から故郷に戻り、独自の作風を確立した。1882年43歳で初めてサロンに入選した。 その後、父の死により多額の遺産を相続し、制作に打ち込んだ。1906年戸外で雨にうたれて倒れ、1週間後に死去した。代表作は『赤いチョッキの少年』『水浴びの女』『自画像』など。
ポール・セザンヌ |
[ポール・セザンヌ 人物情報]
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