Leonardo Da Vinci

レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド
Leonardo Da Vinci
1452年04月15日~1519年05月02日
[イタリア] [絵画] [彫刻] [建築]

[レオナルド・ダ・ヴィンチ 人物情報]

イタリア・ルネサンスを代表する人物。画家・彫刻家・建築家・技術者。才能は多岐にわたる「万能の人」であった。
1452年フィレンツェ近郊のヴィンチ村で公証人の子として生まれる。「ダ・ヴィンチ」は「ヴィンチ村の」という意味で、名前ではない。1466年からフィレンツェのヴェロッキオ工房で修業した。レオナルドが師匠の『キリストの洗礼』の助手をした際、レオナルドの才能に驚嘆したヴェロッキオは以後筆を折ったと言われる。1480年フィレンツェで独立。1482年からはミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァに迎えられた。軍事技術者として自分を売り込む傍ら、『岩窟の聖母』『東方三博士の礼拝』『最後の晩餐』などを制作。
1500年ルドヴィーコが失脚するとフィレンツェに戻り、アルノ川水路変更計画やヴェッキオ宮殿の壁画に取り組む。また、終生制作を続けことになる『モナ・リザ』に取り組んだ。
1506年ルイ12世の招きで再びミラノに赴き宮廷画家となる。1513年からは教皇レオ10世の招きでローマへ。1515年にフランソワ1世がミラノを占領するとレオ10世の交渉役に任命され、フランソワ1世と面会。1517年にはフランソワ1世の招きでフランスに赴き、余生を過ごした。1519年フランスのクルーで没。
代表作は他に『白貂を抱く貴婦人』『音楽家の肖像』『糸車の聖母』『聖アンナと聖母子』『洗礼者ヨハネ』など。寡作で知られる。