フランスの詩人・小説家。ロマン派最後の巨匠と呼ばれる。日本では小説家として有名だが、フランスでは詩人として名高い。
1802年プザンゾンで軍人の子として生まれ、パリで学んだ。1817年アカデミーの懸賞論文に入選。1822年処女詩集『オードその他』で詩人としてデビューする。その後『クロムウェル』『エルナニ』などで名声を獲得し、オルレアン王家の庇護を受けた。
また、政治活動にも身をおき、1845年上院議員となり、1848年の二月革命後は共和派として憲法制定議会や立法議会議員に選出された。ユゴーはナポレオン1世の崇拝者であったがルイ・ナポレオン(のちのナポレオン3世)が政権をとると反対の立場をとり、1851年ルイ・ナポレオンがクーデタを起こし政権を掌握するとイギリスに亡命した。1870年普仏戦争で第二帝政が崩壊するとフランスに帰国し、国会議員や上院議員として活躍した。1885年に死去。国葬で葬られた。
代表作は他に『レ・ミゼラブル』など。
ヴィクトル・ユゴーユゴー (別名:ユーゴー) |
[ヴィクトル・ユゴー 人物情報]
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