フランスの画家。1796年パリの裕福な婦人服飾商の子として生まれる。1825年から3度イタリアを訪れ、古典派・ロマン派・写実主義を学んだ。 1830年からフォンテンブローの森のはずれのバルビゾンに住み、ミレーやドーミエと交流した。「フォンテンブロー派」もしくは「バルビゾン派」「1830年派」とよばれる。風景画家として注目を集めたが、50年以降は人物画にも取り組んだ。1855年のパリ万博美術展でグランプリを獲得。
コローはどこにでもある貧しいつつましい農村風景などを主題とし、リアリズム運動に影響を与えるとともに後の印象主義にも大きな影響を残した。
代表作は『イタリア風景』『真珠の女』など。
カミーユ・コローコロー |
[カミーユ・コロー 人物情報]
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