イギリスの詩人。1788年ロンドンで貴族の子として生まれる。1790年スコットランドのアバディーンに転居し、1798年の父の死によって第6代バイロン卿となる。ケンブリッジ大学で学ぶが乱れた生活を送る。在学中に制作した最初の詩集は批判を受け、1809年から2年間にわたり地中海諸国を旅行することになる。
帰国後発表した長編物語詩『チャイルド・ハロルドの遍歴』が大成功を収め、一躍時の人となった。その後も背徳的なテーマを描き、
1816年私生活上の悪評がもとでイギリスを去り、スイスやイタリアなどを転々とする。その間に『チャイルド・ハロルドの遍歴』の続編や、代表作となった未完の長詩『ドン・ジュアン』を書き続けた。
ギリシア独立戦争(1821年~29年)が勃発すると独立軍に参加するため、ギリシアに渡ったがマラリアのため客死した。
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[ジョージ・バイロン 人物情報]
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