ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

オランダの画家。1853年北ブラバンドのブロートンズンデルトで牧師の子として生まれる。1869年から画商グービル紹介で働き、その後も語学教師、書店員と職を転々とするが落ちつかなかった。1876年に貧民街を目にしたことから牧師を志します。伝道師に任命されるが、常軌を逸した熱心な活動により、資格の更新が認められなかった。そして幼いころからの夢であった画家を志し、オランダやベルギーを放浪し、6年後にパリに住んだ。だがパリになじめずに南フランスのアルルへ移住した。アルルで画家たちとの共同生活を夢見た「黄色い家」を借り、画家ゴーガンと共同生活をはじめる。
だが、ゴーガンとぶつかり合い、自らの耳を切り落とすなど、精神的に異常をきたし始め、サン・レミのカトリック精神療養院で入院生活を送る。その後、1890年にピストルで自殺。