ドイツの作曲家。1813年5月22日ライプツィヒ生まれ。
警察官の父フリードリヒはワーグナーの生後6ヶ月で死去。継父のガイアーも8歳のときに死んでいる。12歳からピアノを学ぶ。16歳ごろから本格的に音楽家を目指し始める。ライプツィヒ大学に入学するが酒浸り、放蕩の生活で1833年中退、合唱やオペラの指揮をして生計を立てる。1840年の「リエンツィ」、続いて「さまよえるオランダ人」の成功でドレスデン宮廷劇場指揮者に就任した。1849年にドレスデンで五月暴動が起きるとスイスに亡命。チューリヒで活動。60年代になるとバイエルン国王ルートヴィヒ2世の来訪を受け、以後ルートヴィヒII世の庇護を受けた。1876年に自分の楽劇専用の劇場「バイロイト祝祭劇場」を建設、大成功したが建設にともなう事業などで借金に苦しみ、イタリアに転居した。1883年2月13日ヴェネツィアにて死去。
代表作「タンホイザー」「ローエングリン」「ニーベルンゲンの指輪」「トリスタンとイゾルデ」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など。
リヒャルト・ヴァーグナーヴァーグナー (別名:ワーグナー) |
[リヒャルト・ヴァーグナー 人物情報]
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