20世紀ソ連を代表する作曲家。1906年9月25日サンクト・ぺテルブルクに生まれる。レニングラード音楽院に学び、ピアノ科・作曲科を卒業。19歳のとき作曲した卒業作品の「交響曲第1番」でデビューし、「ソ連が生んだ最初の天才」と賞賛された。
1927年にはショパン国際ピアノコンクールにも入賞してピアニストしても活動したが1930年からは作曲活動に専念した。作風がソ連の芸術政策と合わず、批判された。それに応える形で革命20周年のために作曲した「交響曲第5番」ソヴィエト音楽の最高傑作と評され、ソ連社会での復権をとげた。第2次大戦後は平和活動に精力的に関わった。1953年世界平和会議国際平和賞受賞、1958年レーニン賞受賞ほかスターリン賞を三度受賞した。1975年8月9日モスクワにて没。
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[ドミトリ・ショスタコーヴィチ 人物情報]
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