作曲家。バッハ・ブラームスとならんで「ドイツ3大B」と呼ばれる。代表作は交響曲第5番「運命」、交響曲第9番「合唱つき」、ピアノソナタ「熱情」「悲愴」「月光」など。
1770年ボン生まれ。ベートーベンははじめ、司教兼選帝侯に仕える宮廷歌手であった父から音楽を学んだ。12歳のときには自ら作曲していた。1787年、モーツァルトに師事するためウィーンに赴いたが、母の死によりボンにすぐに戻った。5年後再びウィーンに赴き、ハイドンに学んだ。シェンク・アルブレヒツベルガーやサリエリにも学んだ。1795年頃からは次第にウィーン社交界に認められるようになった。ブルンスヴィック伯爵家のテレーゼとは結婚を真剣に望んだが、身分違いで恋は実のならかった。これにより独身を貫くことになったといわれている。また、1798年ごろからは難聴に苦しみ、1802年には自殺を決意して「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた。しかしこの頃には交響曲第3番「英雄」などの傑作を生み出している。
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